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カテゴリ:お宅訪問

硝子作家自邸 鳥瞰図

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足を踏み入れた瞬間、懐かしい感じがしたのは私が前に住んでいた家に似ていたからかもしれない。平屋の一軒家に住む硝子作家(40代・女性)。床など綺麗にリノベーションを施しているものの、御手洗いやお風呂のタイルといった古民家の面影をのぞかせる。古いものからミッドセンチュリーな家具まで、新旧違和感なく配置され、自身の硝子作品をまるで美術館のようにあちこち展示している。そしてターコイズブルーのファブリックがインテリアをより一層引き立てる。仕切り戸を閉めているのはトイレくらいで、じつに風の通りを大切にしている心地良い空間だ


玄関にオブジェ、棚にはブルーで統一された花差し

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真鍮の硝子棚にはポップな作品が並ぶ


大学の工房でガラスを吹いてきた後、自宅のアトリエで絵付けをする

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洗面所の窓枠に並ぶ小物たち


トイレだけグレーブルーのペンキ。旧泉ハウスもこれと一緒だったから懐かしい

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旅好きで自然からエネルギーをもらう方で、流木や石、貝殻はきっと想い出に持ち帰ったもの


来客時、夜はキャンドルだけを灯して友と語り合う

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08:57 | お宅訪問 | comments (0) | edit | page top↑

ケータリング

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楽しみにしていた春のイベントは、VESTA e MAIAによるイタリアンコースランチ。春の訪れを知らせるクリスマスローズで華やかなテーブルコーディネート。次々運ばれてくる料理を各お皿ごとに描きとめていく。よってひとつとして同じ絵皿のない賑やかな食卓を演出


前菜からパン、スープ、パスタ3種、サラダにメインの豚バラ
食後にドルチェ2種と珈琲、全14品♪

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岡山県倉敷市某所、住宅街に現れる木々に覆われた家


エントランスのオブジェ。水とカトラリーとミモザ

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手作りパンは朝3時から仕込んだもの。娘ちゃんもお手伝い


ゲストを迎える背丈ほどある桜を眺めながら・・・

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22:24 | お宅訪問 | comments (0) | edit | page top↑

Y邸 鳥瞰図

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経年の趣き、木のぬくもり、生活感・・・
43年前に父が設計した、木造住宅2階建て床面積99.5㎡の、Y邸(兵庫)
ご主人は数年前に他界し子供たちが巣立った後も、ほぼ当時のまま大切に暮らしている。居間の形がじつにユニークだがここにとても苦労したそうだ。東西に細長い敷地で、南に隣家が建つことを想定し東からの採光をとることと、アップライトピアノを置くスペース(当時)を確保しないといけなかったからだ。また4人家族としては狭小住宅だったため、天井を高くして広く見せることと、収納スペースを十分確保し、あらゆるところに造り付け家具が設置されている


随所にこだわりを感じるのは家の中だけではない。エントランスやサービスヤード、物置、車庫に至るまで一緒に”デザイン”をする。そのため1階の屋根はそのまま車庫に繋がっているし、赤レンガの塀がY邸の”顔”になっている

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玄関ドアを開けたら居間の一番奥まで見渡せた光景は、忘れられない


ハンス・アウネ・ヤコブソンの照明は、数年前に2代目を購入

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当時、ここにピアノがぴったり配置


ハウス&ホーム(学研)に掲載されていた記事

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将来、暖房機が入るのを想定した居間の造り付け家具


台所はやや生活感に溢れていたので絵の中では整理整頓気味に('◇')ゞ

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台所から洗面所、お風呂に続く。床は我が家と同じ、コルクタイル


お風呂のドアが腐ってきたので、下部だけ新しく。桧の天井は健在
壁と床は総タイル。浴槽は憧れの!琺瑯(*'ω'*)

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2階和室の小窓。子供室のベランダへ、両開きドアももちろん木製


絵の中ではこの面が描けなかったが、階段の天井を工夫した本棚
子供室は予算を抑えるため、壁はベニヤ仕立てとなっている
(あとは居間以外を杉板の弁柄スス塗り)

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12:15 | お宅訪問 | comments (0) | edit | page top↑

Y邸訪問

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ここは43年前、父が設計した家である。訪問した時、木のぬくもりに濃紺という色合いに、フィンランドの”アルヴァ・アアルト”の自邸が思い浮かんだ。壁は杉板貼りに弁柄ススヌリ、家具を造りつけ建具もデザイン。居間でひときわ目立つコードペンダントは、北欧スウェーデンを代表する照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソン氏がデザインしたJAKOBSSONシリーズ。自然乾燥させた北欧産のパイン(松)材を薄くスライスし、かませるように組み合わせてつくられている。天然素材や自然素材にこだわっていた父が選んだ傑作だ


その灯りは温かなウッドの空間をより一層やさしくオレンジに照らす

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四国の高松から取り寄せたという煉瓦。車庫やサービスヤード含め”デザイン”することにこだわった外観。玄関は檜扉、床は茶室によく使われている玄昌石の黒がモダンな和を演出


玄関から食堂、居間へと1直線に抜ける空間

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木材と頒布を使った照明。こちら同じものは生産されていないため、Yさんは待ち針で劣化した布を留めていた。少しでも建築家の当時の意向やデザインに沿うように。違う安価の照明が取り付けたらここの雰囲気が台無しになるところだったろう


当時南側に隣家はなかったが、将来のために東側から明かり取りした間口

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陶芸家でもあるYさん、器やお皿をディスプレイ


家全体の鳥瞰図を制作予定♪

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20:04 | お宅訪問 | comments (0) | edit | page top↑

Noel☆lunch

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まるで宝石箱のようなワンプレート。左上から
じゃがいもとほうれん草のニョッキ ゴルゴンゾーラソース
黒いちじくとマスカルポーネの生ハム巻き
牡蠣のコンフィ
フリッタータ(イタリアの卵焼き)
じゃがいもとケッパーのサラダ
ポルケッタ(イタリアのローストポーク)
自家製プチパン(10年以上作り続けている料理に配合したパン)
新生姜とグリーンピースのスープ


イタリア料理研究家 VESTA e MAIA さんのケータリングランチ。活動名はローマ神話の女神からつけたそう。お店などは持たれておらず(過去には持ったそうだが)、今は企画物か自身が主催する食事会のみで料理を振る舞う彼女。勉強7割、あとの3割がアウトプット(提供)。いつか郷土料理の勉強をしにイタリアへ行ける日まで・・・・

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ひとりひとりに手書きのメニュー表。丁寧な仕事が既に垣間見れる


彼女が一眼レフで撮った写真を拝借

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倉敷インターナショナルのギャラリーにミニキッチンができたのを記念して食事会が企画されました


2階Open Houseの装飾も1カ月前とまた変わっていて

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食べ物の誘惑に負けずなんとか描く私


Happy☆Christmas

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