カテゴリ:2011年北スペイン&ポルトガル親子旅
02/27/2012(Mon)
ある女の悲劇

「日本人の方ですよね、ここでいいんですよね!?」まるで捨てられた子犬みたいだった女性。出国手続きの列に並んでいる時話しかけられる。恭子さんには今にも本当に泣きそうで一人旅にしては絶対おかしいと思った
飛行機の予約が消えていたらしい。自分で取ったチケットなら不備があったかと思いますが、予約は全て旅行会社に任せていたのに。10時半マドリッド発関空着のオランダ航空、予約が確認できず乗れなくて、急遽私たちが乗るトルコ航空17時発という全く違う便になり、朝8時から9時間既に缶詰め状態だったのだ。「移動するのも怖いから椅子にずっと座っていた・・」もともと3人旅だったが仕事の為一人だけで帰国しているところだった。もしかして私みたいにリコンファームが必要だったのかもよと言うと「リコンファームって何?」でした(笑)(ちなみにオランダ航空は不要みたいでした)しかし、そんなことって・・実際あるんだ!?おまけにホテルも予約してもらっていたのに、トリプルがダブルになっていて「違う!」と変えてもらったり、同じホテルなのに最初3人部屋が1人6千円だったのに、帰国最終日のシングルは2万円だったとか(これはもっと安いところを探してもらえばよかったかも?)予約手数料を支払っているのに可哀想に・・・
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02/22/2012(Wed)
トマト祭り事情

小林君のことを笑ったけれど、そうゆう私も3年前、フランスへ発つ1週間前にパスポート申請しに行った。期限切れで更新しなくてはいけないのを直前まですっかり忘れてたことあった、笑えない
スペインで行ってみたかった三大祭りの一つ”トマト祭り”(2011年は8月30日だった)だったが、結局子連れでは危険かと泣く泣く断念したわけだが、彼等は行ったというではないか!「いいなぁ~!「最悪っすよ・・・」
●まずこの祭りが行われる町はブニョールというところで、そこのホテルは2か月前でも取れず(たぶん来年のもいっぱいとか?)世界中から訪れるから。彼等は別の町でホテルを取り、5時起きで出発、ブニョール駅からメインの広場までは徒歩30分、やっと8時半到着
●祭りが始まる11時までそこで待機。とにかくすごい人でギューギュー詰め、身動き取れず(手も上にあげれないぐらい)はぐれたらダメだとヤロー二人、手をずっと繋いでいたこと。圧死を心配したこと。そんな中、テンションあがった者達が破って湿らせて丸めたTシャツを投げまくり(あたるとめちゃくちゃ痛い)酒やサンダルも飛び交い、警察に捕まる人もあり、お互いの服を破り合うのが始まり、自分達のも即効やぶかれる
●肝心のトマトはトラックで運ばれてくるものの広場に来る頃にはほとんどなく?飛んできても周りの背の高い外人に取られ、下に落ちたトマトを立ったまま取って(ギューギューなんで)近くの人に投げる程度・・・
●荷物は盗難から守るため安いビニールリュックを体の前に抱え、手にカメラをずっと持っていたが、投げこまれたトマトを取ろうと後ろポッケにとっさに数秒入れた、その間に・・・スラれる。デジカメ&現金&帰りの電車の切符。パっと後ろを見たら4人の男がこっちを見ていたが誰が犯人かはわからず、旅行の写真なども全て失くし、帰路2時間無言
トマト祭りが悪いということではなく、これは「参加する場所」によって明暗が分かれるのだなと思った。別の体験者からも話を聞くと、「すっごく楽しかった!」というんだから。その人は、現地ツアーに参加(H.I.S)。マドリッドを夜中2時半集合、4時間乗って広場の近くで降ろしてくれて荷物もあづかってくれてお勧めの場所(安全な)を事前に教えてくれてトマトも普通に投げあえたらしい。バルセロナからのツアーもたくさん来ている。確か私もネットで見た、8千円で参加できるって。うーん、安全&楽をお金で買ったほうが賢いかもしれません。しかし苦い経験も旅の思い出、どっちで参加するかは、貴方次第
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02/20/2012(Mon)
ある男の悲劇

トルコ航空カウンターで久しぶりの日本語が聞こえてきたのでまた話かけてみる。大学生ボーイと縁がある。二人は個人旅で成田→ロンドン→パリ→バルセロナ→ブニョール→そしてここマドリッドから成田に戻るところだった。
「へ~二人で卒業旅行いいね」
「いや・・ほんとは二人じゃないんすよ、3人のはずだったんすよ・・」
もう個人旅ってだけで何もないわけがないのですが。壮絶すぎたのでここからは彼等の体験談を紹介
一緒に来るはずだったもう一人は皮肉にもこの旅の主催者・小林君だった。出発3日前にアレがないことに気付いたがまぁ出てくるだろうと余裕も見られたが、2日前には涙目、仲間も居てもたってもいられず前日に一緒に部屋を探したが出てこず警察に行く。彼は19歳で未成年の為、再度戸籍を取らないといけないとか色々ややこしく、実家は大阪、郵送にも時間がかかる、気づいた3日前でも既に間に合わなかっただろう

パスポートの紛失による再発行・・・
急いで再発行してもらい旅の途中で合流しようという案も出たらしいが、彼はすべてを諦めた。航空券やホテル代はほぼかえってこないこと、親にも言えず自分は行っていることにしたこと。”KOBAYASHI”で全部ホテルを取っていたためカウンターで「He is not here!、In JAPAN」といちいち説明しなきゃいけなくて、さらに受付は日本人だとわかると手続きより何より「いや~アイフォンの充電器を家に忘れちゃってさ貸してくれない?」その充電器を入れてた荷物、降り立ったロンドンで荷物が出てこず明日の朝ホテルに送るよーと言われたが届かず、空港に再度催促し結局夕方についたらしいが。そもそも旅のリーダー小林君が不在で、初海外で、トラブル続き。どれだけ不安に駆られていただろうと想うと・・やっぱり笑ってあげることしかできませんでした
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02/13/2012(Mon)
野宿はイヤ

スケッチ中いつも待ってくれていた息子へのご褒美は、毎回遊園地。最後、日本に帰る前にこの約束を果たします。去年のドイツ・フランクフルトは地下鉄+シャトルバスでアクセス難&時間制限あったけれど、スペイン・マドリッドは地下鉄「BATAN」st.前にすぐ遊園地が広がっているのでとても便利
PARQUEDE ATRACCIONES 大人フリーパス29.9€(¥3400)
オープン12時から閉園22時まで10時間遊ぶ。もう若くないので途中バファリン飲みました。なぜみんな水着なのかと不思議だったけれど、水のアトラクションは要注意だった。頭から靴までバケツ水ぐらいかけられます、中途半端なのは一切なし。温風が出るマシーンが園内に設置してあるぐらい(有料)

ホテルに帰ってきたが入口が開かない。ホテルは5階フロアのみ。昼間はこうしてオープンになっているが夜は鉄門が閉まりインターフォンで呼ぶしかない。このボタンを押しているのだが全く応答なし。受付は24時間のはずなのに。携帯は部屋に置いている。誰か道行く人にホテルに電話してもらうしかないと優しそうな人を品定めするもあと一歩勇気が出ない間に夜はどんどん更けていく。このまま締め出しか。だいぶたってから別の受付おじさんが偶然帰ってきてくれて中に入れた奇跡。受付姉さん電話してたし。電話しててもロック解除できたんじゃない?しつこいぐらい鳴らしたのに無視だったか・・・
さて、マドリッド市内⇔空港へのアクセスは地下鉄で40分。乗り換え駅”NUEVOS MINISTEERIOS”はエスカレーターもちゃんとあったしとってもわかりやすいです。地下鉄はどこまで行っても乗り換えても1回1.5€(¥170)のみ。空港の”AEROPUERTO”では空港税?1€取られます。シャトルバスもあって2€(¥260)行きはこれで市内に出たが、結局降ろされた所からホテルまでは地下鉄を使ったので二度手間だった。このバスは主要3か所しか止まらないので、その近くにホテルを取っているなら便利かも?

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02/10/2012(Fri)
泊まるならここ

Segoviaセゴビア・Spain
三ツ星といえどもう期待はしていなかったのに。ビジネスホテル並な質素で狭くて高い、強烈な消毒剤の悪臭が漂う、などを経験してきてましたから。扉をあけた瞬間からアロマ?石鹸?のいい香りがホテル全体に広がっていて、受付カウンターがある1階フロアは煉瓦の壁。待合室がたくさんあってフカフカのソファがあちこちに、天井は高く開放感あふれてい。水道橋へは徒歩5分、旧市街もすぐそこ。裏に教会があって毎朝鐘の音で起きる・・・
「Ayala Berganza」

VIP様専用?中庭もあって、日差しが入って明るい。庭を挟んだ棟の1階はレストランになっていました
朝食抜きにするんじゃなかった



二人で50€(¥5700)。花柄布は統一、壁はモスグリーン、床はテラコッタ
ピンク部分が泊まった部屋。広いと思っていたけど他の部屋はもっと広そう。どの部屋からも窓の景色がいいように設計されているに違いない。ここに1泊は非常に惜しかった





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