2014年 12月
12/24/2014(Wed)
安平・グルメ編

ひたすらウズラ卵を割っているお爺ちゃん。腰も45度曲がっていて常に伏し目がちなので、私が真横で描いていても気付かな(笑)モデルになってくれたので息子にウズラ卵を買わせる。(私は食べられない)味が3種類選べて、息子は「海苔」にしてみた。見事に青のりだけふりかけられていて塩気が全くなしでマズかったらしい・・卵には塩かマヨが欲しいところね、お爺ちゃん!
安平のメイン通りは両側に屋台が永遠と並んでいる。そして凄い人だ。息子が食べたいと言った、アイスクリーム?は列を作ってなかったので行ったら、整理券と言われた。店を囲むように大勢いたのは番号札を持っている人達。いったい何番目待ちになるのか、もう息子には諦めてもらった。美味しかったのかな・・・


台南名物の一つ、「棺材板」が美味しい屋台、がここと聞いていて探し当てた。トーストを揚げてくり抜き、そこにシチューを流し込んだもので、棺桶に見えることからこうゆう名前がついたらしい


味を見るため、まずは小さいのから。25元(¥88)シチューは日本でも馴染みがあるから珍しくはないが、パンを揚げているということがポイント。カリカリっとしたパンをちぎってシチューに浸して食べるのが、美味しい。だからこれは揚げたてが一番美味しいと思う
台南から乗る新幹線の中で食べようと、大きいのをテイクアウト。60元(¥210)パンはもう既にシナシナ・・・、あのパリパリはどこに行ったのでしょう!でもそれなりに美味し、2人で晩御飯500円もかからなかった夜

それから台南で担々麺が有名なところは「度小月」を紹介しましたが、こちらも有名
「周氏蛭巻」 (ここまで来なくても台南市内にもあるらしい)1965年創業、蝦捲といったらここといってもいいぐらい有名で、貴重な火焼蝦(アカエビ)・豚肉・魚のすりみ・セロリ・ネギが入っていて、それを豚の腹膜で包み、揚げているもの。2本で55元(¥193)揚げたてのえびのぷりぷりといったら!カウンターで注文しようとしたら、机の上にメニュー表などなく、あるのは店員さんの背後上にある漢字オンパレードのみ。「あ・・あ・・あの・・有名な・・」「エビマキですね?」「そうそう!」通じました。日本人客も多いからだろう、カタコトでも言ってくれて助かった。ついでに担々麺も、50元(¥175) ふたつとも「度小月」で食べたものよりボリュームもあって美味しかった

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12/17/2014(Wed)
安平・門編

門が開いていたので覗いてみると、奥に立派なお釈迦様が祀られていて自由に参拝できる。強い日差しから少しでも避けるため、まずは神様にお祈りして・・中の椅子で休ませてもらうことに。そこから見えた景色、煉瓦と石造り。ここへは台南市内からタクシーで20分で来れるなんて信じられない!本当に台湾のもっと田舎の方に来たような錯覚になります。誰1人来ないし。なので息子をモデルに、お願いあそこに立っててと言うと「3秒だけ!」そりゃそう、灼熱の太陽の下、1秒でも浴びたくない。その3秒の間に息子を描いて完成
参拝部屋の他に2部屋。カマド発見。やはり昔は住宅だったのかな



倉庫を使った古道具屋さん
窓枠は水色に塗られていたり、屋根の形がまたいいですよね

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12/13/2014(Sat)
安平・民家編

樹齢の長い木は神木とされ、赤い紐がつけられているものもあります。そんな立派な木の根と共に生活している家を見つけました。根を真ん中に左にガレージ、右に倉庫を建てていました。普通の住宅でした。描くときに灼熱の太陽を避けるにはちょっと敷地内に入らないとダメで、こっそり(いや、堂々と?)地べたに座って描いていると、中から強面のおじさんが出てきてしまい、あー怒られるんだと思ったら「おい、椅子いるかい?たくさんあるぞ」そんな感じで椅子を持ってきてくれて。このときも息子は近くで立って待ってましたから。台湾人の親切なこと、忘れません☆彡
2階の植木鉢からは花というより雑草が?元気一杯伸びている家




貝殻に多肉植物、可愛い♡売り物にでもするのかも?
集合住宅らしき。タイルと木枠の配色がとてもいい

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12/09/2014(Tue)
最古の町

もう一つ行ってほしいエリアがあります、安平老街へ!(台南駅からだったらタクシーで約20分)表や屋台通りは観光客で溢れかえっていますが、一歩裏に入ると細い路地が迷路のように入り乱れ、昔ながらの伝統家屋を多く見ることができます。人もほとんど居ないのでこのエリアだけ時間が止まったみたい。どこかもっと田舎の島に来たよう。赤いレンガ造りの家々が軒を連ね、立派な門があったり、壁の上に獅子を飾っていたり。これは魔除の意味があるのと当時は番地代わりとしても使われていたようです
描いてる間、息子さんはよく待ってくれるねとよく言われます。安平は小さいし車は立ち入り禁止で安全、そうゆう所では自由に散策させたりしますが、ほぼ私の近くに居させます。このときは蟻と遊んでいました。去年もその前も確か遊んでたけど。蟻と遊べる13歳(笑)待つことができるのは6年前から慣れっこにさせてきたことが最大の秘訣かもしれません

この窓の向こうはどんな部屋なんだろう

*2015カレンダー完売しました☆彡有難うございました
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12/04/2014(Thu)
300年の時を経て

珍しく観光地にやってきました。いつのまにか辿り着いた「赤崁楼」。大人50元(¥175、子供は半額)安かったし、とにかく猛暑の中歩き過ぎて休みたい一心でなんとなく入ったのに、この建物、素晴らしいの一言でした。よくこちらで見るド派手な感じは全くない
1652年にオランダ人によって創設され、日本統治時代には病院として使われ、今は国家一級古跡に指定されているそうです。 屋根が弓なりに曲がり軒先も緩やかに天に向かって延びているのが特徴だと、描いた後で知りましたが、やっぱりこの屋根が一番心惹かれた場所でした。先に付いてるのが鯉の水しぶきをかたどったものとか?そのへんは適当に描いてしまって絵では何かわかりませんね(笑)

建物へ向かう階段アプローチも、控え目でいい
擦り切れた木製の手すりに階段






文昌閣には、試験の神様がいるそうです
真っ赤な城壁は、砂糖水・もち米のとぎ汁・カキの殻を灰にしたものを混ぜた接合材を使って、赤レンガを積み上げてるそうです


そんな息子、嫌々夏休みの宿題をここでさせられるの巻。人に描いているところを見られることに過剰なほど反応をするお年頃君で、人が通るたび(遠くでも)紙を折りたたんでしまう始末。なかなかペンが進まない・・誰も見てないのに君の絵なんて((+_+))
そんなことを繰り返しながらなんとか描かせた一枚。思い切りがあっていいと思うよ!

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12/01/2014(Mon)
70年の時を経て

最上階にあったおすすめカフェ。チェックの布張りチェアがとっても座り心地が良さそう。時間がなくてここではお茶とかできなかったのが悔やまれる
林百貨店
台湾デパート業の先駆けとなった台南市の市定古跡。日本統治時代の1932(昭和7)年に開業し、戦時中の空襲中を生き残ったが敗戦で13年で廃業し、その後、製塩会社や軍施設を経て86年以降は約30年間放置・・。それが4年前から台南市政府が修復工事を行ない、デパートとしてはじつに70年ぶりに、今年の6月にリニューアルオープン✿つい2か月前の話だなんてラッキーです。調べていた記事では、入館制限がかかって並ぶぐらい人気ということだったので、開店時間と同時に行く。まったく並んでなかったけど(*^▽^*)その後お客は次から次へと大盛況

取り壊されなくてよかった
1階は食品コーナー。レトロな空間の中、見るだけでも楽しい




エレベーターは大混雑で写真を撮り損ねましたが、当時のまま(床もタイル貼だった)、インジケーターも動く。このエレベーターを組み立てた職人さんの一人は104歳、まだ健在だそう!丸い窓はエレベーターと繋がる小窓
クラフト雑貨店とかもありました。古い建物が息を吹き返す、後世に残っていく取り込みは本当に応援したい。

*残りわずか

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