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2019年 06月
20日(木)
04日(火)
05 | 2019/06 | 07

ただいま

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ワイルドストロベリーを口いっぱいに頬張り、広大な裏山を駆け抜けた日々
庭の巨木はいつだって天然のジャングルジムだったけれど、森に囲まれた姿は”お化け屋敷”と囁かれた
その屋敷は、祖父が設計したこだわりの木造平屋建てで(このお話はまた後日)私はそこで生まれ育った。中学生になった頃、父が設計した離れが一棟建ちました。3姉妹それぞれ一人部屋が設けられ、その仕切り壁は将来取り外し可能になっていました。当時からインテリアにとても興味があり常に模様替えをするのが好きでした。そのうち全員巣立ったことで、離れの2階は暗く、風も通らない、閉鎖的な物置状態に。このたび約20年の時を経て、再びここを蘇らせたのがNew 泉ハウスです


ここに戻って暮らしている自分の未来像がはっきり見えた、というとスピリチュアルな感じがしますが、ようするにその”直感”とは、家を守っていきたいという他に、私が宿ることによってきっと全てが動き出す、という“信念”のもと、ただただ実現に向けて走り続けてきたこの一年でした。父への説得、プレゼンテーション、大量のモノの処分、屋根を超える大木の伐採、リフォーム図面はいったい何枚描いてきたか数知れず


ということで、「ただいま!」My New House
離れの玄関ドアを開けて見える絶景。奥には年中赤い野村紅葉

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2パネルのみ残して全て壁を取りました。”黒”と”弁柄”(天井)がテーマカラー。15畳ほどのワンフロアに、台所・ダイニング・居間・アトリエ、ロフトへの階段をレイアウト。これは本当に緻密に既存家具と動線を考えないといけないところでした


今度のアトリエは「籠って集中できる空間」を優先しました。パネルを残したのもそのためです。間口が多くあると気が散るので、本棚で一つドアをつぶし、ロフトの天井が机の端までくることで籠り感をさらに演出。息子があんな所にサルを取り付けて帰ったのでなんとなく外せないでいます・・・(*ノωノ)

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あれ!?イタリアのトスカーナ地方に来たみたい(言い過ぎ)
ある締め切りで、ひたすら鳥観図を描く日々で、ちょうど籠り中


祖母の形見のピアノももちろん一緒にお引越し。5tクレーン車と5人の男達で設置して頂きました。久しぶりにショパンを弾いてみたら全くついていけませんでした。ハノンから出直しです

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息子は4月から料理学校へ。私の背に合わせたキッチンなので、低いと文句を言っていました。帰省の際、マヨネーズを作ってくれた、キューピーしか知らない私には目から鱗


メインも作ってー!と言いたいところですが、強制ではなく、あくまで自主的に作ってくれるのを待つのみ

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12:58 | 泉ハウス | comments (0) | edit | page top↑

ここではない何処かへ

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岡山市街地に位置しながら、広いお庭を兼ねそろえた古き良き築60年の古民家。ここを勝手に”泉ハウス”と名付け、アトリエとして構えて早15年。大好きな家だったけれど、ついに、ここではないどこかへ行かないといけなくなったことに直面したのは1年前。考えたくなかった次の”どこか”は”どこでもいい”わけではなく、そこはいったい”どこ”なのか、自分の居場所を日々考える毎日でした。物件も見に行ったりもしました。担当者にイメージを伝えても人それぞれ感覚が違うのが当たり前で、理想の場所とは程遠い家ばかり。結局自分の住処は自分で探すしかない、そう決めた時に自然と頭に浮かんだ地がありました。しかし何も保障のない先の全く見えないゴールに向かって、この”直感”だけを信じて突き進むにはあまりに過酷な1年間でしたが。そんな時、救いとなったこの言葉を何度口ずさんだろう


「君以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある
その道はどこに行き着くのか 問うてはならない ひらすら進め」 ”ニーチェ”
「困難とはベストを尽くすチャンスだ」 ”デューク・エリントン”

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新居のお話は次回♪その前に最後の記録。取り壊しとしても、15年の感謝を込めてお掃除してきました♪


思えば入居してすぐ、台風が上陸し雨漏りしたり、小さな虫が発生したり、トイレの詰まりは常習だったし、すきま風が吹き荒れるし、雨どいも役目を果たさずだだ洩れだったし、夏は涼しいが冬は極寒。でもそんなこと共にすることに苦はなかった、素晴らしい空間の家だったから。15年間本当にありがとう!

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貴重な年季のはいった板間だった。ガメ吉も一緒にサヨナラの挨拶


解体される官舎から頂いてきて取り付けたドア

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台所上の戸棚はもともと引き戸がついていました
畳と障子の部屋は、昔、家出してきた友達を泊めてあげたことあったな、笑


照明はほぼ変えていたので、きちんと元のに取り替えたり

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ずっと水漏れしていた洗面所は下に受け皿を置いて使っていたり、お風呂のタイルもあるときからどんどん剥がれ。水回りはやはり一番経年劣化を受けやすいですね・・・


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2階の廊下は南に設けられていたので、どうしても床が日焼け


便利だった畳ベッド♪よく考えられて設計されたお家でした

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蔦が窓を覆いそう、まさに緑のカーテン。亀の住処も移動を機に新しくし(*'▽')家中の籠を洗って干した最後の1週間


新たなる地へ、お引っ越し

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