2023年 08月
08/31/2023(Thu)
ホームステイ

蝉の大合唱を聴きながら猫が眠る横でお絵描きやお菓子作り、夜の花火もしたし、お風呂も一緒。楽しそうな所にたくさん出かけ、何が喜ぶかなと考えたちょっとだけ特別な、姪っ子と長く過ごした今年の夏。寂しがりでひっつき虫。アトリエでパソコン作業をしている時、はじめはダイニングテーブルで絵を描いていたのに、いつのまにかピアノの上が彼女の作業場に変わり、鼻歌や猫との会話が私のBGMとなっていた
育ってきた環境が違うため、こんな一句も詠まれる
”うるさいな 泉ルールが ふえていく”
「朝5時から床の雑巾がけするけどそれでもいいならウチに来る?」と言ったことは嘘だったけど、良い悪いも含め”暮らし方”は各家庭で異なること、そして秩序を学んでくれたことだろう



白玉フルーツポンチにサンドウィッチ
出来立てスコーンに蜂蜜をたっぷりかけて♪



誰かが食べてくれる料理は作り甲斐がある
自分からは全くしなかった息子と違い、黙っても宿題をする女子

また来てね♪

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08/26/2023(Sat)
夏パッケージ

残暑厳しい折、涼し気なパッケージをお届け
昔ながらのジューC、根強い人気のパプリコ、おなじみのカルビーまで
夏はやっぱり青系、この季節限定デザインを考える方々に敬意を込めて
2枚描き!


台風の日に、引き籠って姪っ子とお絵描き(+1匹)
6年生作(エイリアン1体1体、細かく丁寧に描けたね)


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08/23/2023(Wed)
甲子園

ふーんと観ていたら地元、おかやま山陽がベスト8入りしたことで真夏の高校球児から目が離せなくなり、画面越しに一喜一憂させもらった。ユニフォーム姿の野球少年から一点突破、蔦の絡まる甲子園球場を初めて訪れ描く。この有名な蔦は、何度も伐採を繰り返すも、元の種子から育てたものを植樹するという徹底した再生方法が取られたそうで、じつに聖地らしいエピソードだ
野球選手の「打つ、投げる、捕る、走る、スタミナ」は、絵の世界では「描く、見る、構成、集中、体力」。しかしどちらもこの能力だけでは難しく、一番大事なのは日々鍛えるしかない”観察力”というところも重なる
慶應義塾、優勝おめでとうございます!
仙台育英学園も本当にお疲れ様でした!

甲子園歴史館に入館したら、展望エリアからグランドが一望できる
(試合時や荒天時は閉鎖)
グローブソファ発見



明治期に建てられた、こちらも蔦の絡まる芦屋市立図書館。改修工事のため足場も組まれ、日本庭園も見れず、絵も描けず(2023、9月~2024年3月まで閉館)
イタリアンで姪っ子の誕生日祝い、もう夏の終わり


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08/16/2023(Wed)
こども図書館ほたる

"未来をつくる子どもたち。その子どもたちに、想像力と創造力を育んで欲しい"
趣を残した古い講堂に真新しい床板が張られ、天井からハンギングチェアと秘密基地みたいな小部屋が2つ、そしてジャングルのような植物に囲まれ、溢れんばかりの裏山の緑と田舎風景が窓から望める(2重窓で、冷暖房と防音効果)。子どもだけでなく大人も楽しめる空間だ
こども図書館”ほたる”8月2日(水)OPEN(赤磐・岡山)
書棚にはアート、デザイン、暮らし・インテリア、植物・エクステリア、建築、冒険と好奇心、絵本の7カテゴリーに分けられ、寄付およそ2000冊。(最終的には3000冊を目指すとか) この建物は山の中腹に位置し、車で通るたびに気になっていた洋館だが使用されている様子はなく残念に思っていたので遂に活路ができたことが嬉しい。1910(明治43)年に久米南町で小学校として建設、1973(昭和48)年、校舎取り壊しの際に移築される。(2018年、登録有形文化財)


中央壁を彩るのは、猪熊弦一郎作品「デモクラシー」の複製画。丸亀高校の生徒が約2カ月かけて制作した原寸大を設置するために一部天井をくり抜いたというから、見上げて見てほしい(*'▽')イチョウの木と和紙を使ったテント型の小部屋も
青い空が似合う堂々たる洋館




幼少期、通っていた生活団を思い出す階段
木工作家さんのチェアなども自由に座って楽しめる



子ども達が思い思いに絵を描いたドーム
壁向こうはアート作品の展示や大人が座って読書ができる長テーブル
おとな向けの建築本なども多々あり、またゆっくり訪問したい



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08/07/2023(Mon)
2023夏こども教室

子供にしか見えない世界があって、それはまだ空間把握や立体、遠近が理解できない故の図柄になるんですが、そこが凝り固まった大人の描くものとは違って歪の中にユーモアや迫力を生み出す。指導する中で、どこまで正確さを求めてアドバイスするかどんな風に伝えるか、その子によって変えたり、時には見守ったり。色は、自分で一旦作らせ、そこから水分量の調整や混色の選び方、塗り方を毎回伝えるが次の回では大抵忘れていて、もう喋りっぱなしだけど素直な子供たちと作り上げた今年の夏課題作品をご覧ください♪
↑小学5年男子「ホワイトタイガー」 シンプルなタイガーと対照的に石垣に力を入れる
↓小学2年男子「3匹の猫」 我が家の雨音天がモデル




その場でスケッチ! 野菜たちの背景をどう塗ったらいいかという質問に、白枠で残しながらどうかとラフ図を提案
↓中学2年男子「バランスのよい食事を」 アクリル画で、最終回は野菜の細かい柄を筆で描き入れてもらう


↑小学5年男子「ウサギ」 細かい毛の流れ、草、グラデーションの背景に挑戦
小学5年女子「いじめ防止ポスター」 訴えたいメッセージが目立つよう工夫
↓小学5年女子「小鳥」 2匹が寄り添っている形を根気よく教え、鮮やかに3色の緑



↑小学5年女子「新種の恐竜」 複雑なこの形、柔らかさ、ゴツさ、バランス、爪、全て苦戦しながら!
小学3年女子「雪と私」 旅に行った想い出の一枚、雪の表面を筆で何度も走らせる
↓小学女子姉妹のモルモットと小型犬は、まるでお揃いみたいな絵柄に


↑中学女子組は上級者ならでは唯一無二の表現法
また、来年!

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08/03/2023(Thu)
情熱の果てに

フランス生活が長かった旧松山藩主の子孫にあたる、久松 定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が別邸として美しい洋館を建てたのが大正11年。任された建築家・木子七郎は、まず西欧の建築を学ぼうと数ヶ月間ヨーロッパを旅し、その構造、デザイン、装飾など全て一級の建築技術を施したというからどれほどの情熱だったか。(彼は愛媛県庁も手掛けており、路面電車越しでも見えるのでチェックしてほしい)。戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物を見に来たけれど、2階のエアコンが壊れていて簡易冷房のため蒸し風呂注意(;'∀')(2023・7月訪問)
山の中腹に位置し表からは見えない森の中。緻密に計算された佇まい
萬翆荘HP(松山市・愛媛)



正門の管理人室も小さいながらも本格的な西洋建築
全体像のミニチュア



部屋によって異なるステンドグラス。光に透けた色の淡さよ
ここから松山観光☟
”霧の森大福”を店内で(お茶付♪)。抹茶+生クリーム+餡子が絶妙な銘菓
とりあえず名物・鯛めしもおさえたい




着工から25年もの歳月を費やして1627年に誕生した松山城。落雷や財政難を乗り越え1854年復興したものの昭和に入ってからも放火、戦禍に見舞われ1966年、総木造により今の形へやっと再建となる。とはいうものの長い長い約400年の歴史を感じながら巡れる名建築には違いない
とんでもない急階段がたくさんあることと、この時期ここも蒸し風呂なので、訪れる際は時期を考えたほうが良いかもしれない

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