12/17/2017(Sun)
アアルト自邸 スタジオ&2階編

次はアアルトの仕事場を見てみましょう
1950年代には新たに自邸から歩いて通える場所に、自ら設計したアトリエを建設しましたが(ガイドツアーで見学可能なのですがそちらは時間がなくて断念)それまでは、自邸に併設したスタジオで設計事務所のスタッフと仕事をしていた空間です。緑が降り注ぐ一番端の窓際に、自身の製図板を置いていたのですね♪


使い古されたT定規はまるでオブジェのよう。
スタジオは、吹き抜けになっており、少し高い位置に窓を設けることによって外からの目線をシャットアウトできるし、光も取り入れられる



中二階にある小さな書斎へ続く階段は煉瓦
この部屋にはさらにハシゴがかけられている。その先には小さなドアがあってアアルトが籠る部屋だったそうです。子供の秘密基地のよう、なんてユーモアに溢れている家なのだろう。カーテンもアアルトがテキスタイルした柄のものだ(このトートバッグを後にヘルシンキ市内で買う)





2階へご案内。重厚な木の階段にはアアルトがデザインした手すり
光が差し込む小さなリビング。ここを中心にして家族の個室が配されている





洗面上の天井には自然光を取り入れたスカイライトが
木のぬくもり、溢れる緑、家族団らん、外界とのプライバシーを守り、シンプルだけど考えられた段差や動線。それは見事で素晴らしいアアルト自邸でした。鳥瞰図、またお披露目します♪

★2018カレンダー完売
★画集初出版(11月7日)「ヨーロッパ小さな町旅」 輸入終了
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comments
中2階の書斎、かわいい~!
鳥瞰図描かないの?泉さん!って思ってたら、
やっぱり~!!楽しみ~。
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