07/01/2022(Fri)
☆出版お知らせ☆

韓国画集から3年。このたび日本での初出版を迎えることとなりました。ペンスケッチに水彩絵具で色をつけるスタイルを貫いて20数年。なのにどうして水彩色鉛筆?と思う方が当然いらっしゃると思います。私がこの画法に取り掛かりその後1年という制作期間を費やすに至った経緯について、少しだけお話しようと思います
書名◆「はじめての水彩色鉛筆レッスンブック」
発売日◆2022年7月22日
発行◆河出書房新社
仕様◆B5変形(180㎜×240㎜)、112頁(本文96頁オールカラー+下絵16頁)
価格◆¥1.793(税込)
販売◆全国の書店。Amazon、楽天ブックス(ともに発売日までは予約購入可能)
「水彩色鉛筆の本をお願いできませんか?」 最初にお話しを頂いたとき、水彩画をしている私になぜわざわざ?色鉛筆をしている人ならたくさんいるはずなのに、と思いました。
しかし近年、水彩色鉛筆が気軽で最も需要があること、企画コンセプトが”描き込み式”のため水分量が少なくて済むこと、私のイラストスタイルで展開したいとのこと、色鉛筆で色を塗ることを時々していたので抵抗がなかったこと、まだこの画法が確立されていないという点でも興味が湧きました。そして何より一番こだわっている”ペンスケッチ”で進行させてもらえるとのことで、『まずは挑戦しよう!』とステッドラー24色セットのケースを開け、テスト塗りを始めました。自分がまずこの画法を楽しめるかどうか・・・
それはまるで魔法のような光景でした。マットな色調の色鉛筆に水を含ませたとたん、鮮やかに変化したのです。一気に魅了され編集者さんとマンツーマンで突き進んでまいりました。(制作話はまた出版後にでも(*^-^*))
自信を持って紹介するこの手軽な画材で、絵を描くことが日常になったら大変嬉しいです

カバーと袖デザイン
ステップ1から5へ、簡単モチーフから複雑なものへと進行していきます


線を描く、色を塗る、水をのせる、丁寧に3段階で解説しています
表紙の「田舎道(イギリス)」は、6頁で詳しく解説

我が家の3猫(雨・音・天)も描き下ろしで登場(=^・^=)
息抜き枠として4ページにわたるコラム(ここには、普段の水彩画を掲載)
海外スケッチの制作話などもぜひ読んでいただきたい1冊となりました

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