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情熱の果てに

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フランス生活が長かった旧松山藩主の子孫にあたる、久松 定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が別邸として美しい洋館を建てたのが大正11年。任された建築家・木子七郎は、まず西欧の建築を学ぼうと数ヶ月間ヨーロッパを旅し、その構造、デザイン、装飾など全て一級の建築技術を施したというからどれほどの情熱だったか。(彼は愛媛県庁も手掛けており、路面電車越しでも見えるのでチェックしてほしい)。戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物を見に来たけれど、2階のエアコンが壊れていて簡易冷房のため蒸し風呂注意(;'∀')(2023・7月訪問)


山の中腹に位置し表からは見えない森の中。緻密に計算された佇まい
萬翆荘HP(松山市・愛媛)

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正門の管理人室も小さいながらも本格的な西洋建築


全体像のミニチュア

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部屋によって異なるステンドグラス。光に透けた色の淡さよ


ここから松山観光☟
”霧の森大福”を店内で(お茶付♪)。抹茶+生クリーム+餡子が絶妙な銘菓
とりあえず名物・鯛めしもおさえたい

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着工から25年もの歳月を費やして1627年に誕生した松山城。落雷や財政難を乗り越え1854年復興したものの昭和に入ってからも放火、戦禍に見舞われ1966年、総木造により今の形へやっと再建となる。とはいうものの長い長い約400年の歴史を感じながら巡れる名建築には違いない


とんでもない急階段がたくさんあることと、この時期ここも蒸し風呂なので、訪れる際は時期を考えたほうが良いかもしれない

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