別れは突然のほうがいい

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3泊の予定が4泊5日、農家ホテルで描いた絵は11枚にもなっていた。別れの日の朝はソーニャたちいつにも増してゲストの対応や朝食作りで忙しそうだったので、犬と遊んだり息子をプールに入れたりあとわずかな時間をマティキで過ごす。11時頃、チーズ&生ハムのサンドイッチをハイって、自分たちが食べるついでに私と息子の分も作ってくれて、それが物凄く美味しくて!さて今日のバスは13:50、今度こそは絶対に乗らないと(笑)最後にソーニャを描きたくてタイミングを計って何回か伝えたのだけど「私もうお婆さんだから~」というニュアンスの返事だったので、あー、きっと描かれたくないのかもしれないと諦めていた。マティキからバス停までは車で5分、同じゲストだったイギリス人夫婦もそのバスでロヴィニに行くというので一緒に乗りましょうと約束もしていた。(こうゆうのは心強い)13:30にソーニャの車で出ようという雰囲気の中、そんな中ですよ、あなた


「5分で描けるって言ったわよね?」

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口紅を塗り、服も着替えてきたソーニャ。いや、言ったけど!言ったけどさ、もうどっちかっていったら出なきゃいけないと思われますが!ソーニャ、さっきキッチンでのんびりしてたよね、そうゆうときに5分とってくれればよかったのに、今ですか?(笑)この最悪のタイミングで言われ、「しわは描かないでね、美しく描いてね♪」ソーニャの余裕とはうらはらに私はバックにたくさんのギャラリーを抱えながら失敗はできない描きなおせないバスに間に合うかどうか、なんならバスに乗れるか全部私にかかっているんだと思ったらもう手がガクガク震え、ながら描いた一枚ですけどね。ソーニャ、これもきっと修行なのね。


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なんとか5分で描きあげ慌てふためきながらスタッフのレオニーや他のゲスト達とパパパーとお別れしバス停へ行くとバスはすでに停車していて、間に合った・・。まさかのマイクロバス、ちっさ!(決して大きいバスではないこともあるのねクロアチアの高速バス)で、もう出発時間きてたんですよ、日本人は思うじゃないですか、すみません時間ギリギリで申し訳ないすぐ席につきますからね、と乗り込もうとした時


「あなたの絵、いくら?」
確かにマティキ滞在中、ソーニャは絵が欲しいみたいなことを言ってたけど最終日何も言わないからもういいんだと思っていたら、このタイミングで・・言う!??(笑)もう頭はまわりません、え?え?ってなって「ロヴィニに明日かあさって行くわ!」と言うソーニャに滞在ホテルの名前と電話番号を教えるのが精一杯でした。ゆっくりハグし合う間もないまま、バイバーイ!と手を振り、席に座った私は尋常じゃないぐらいの汗だく、そしてこのバスがエアコン全く効いてなく蒸し風呂で更に汗だく状態。おかげで別れを悲しんだりする暇も状況でもなかったのである。



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息子も似顔絵描いてた、ソーニャと息子のローランド。彼はいつも銅像”考える人”みたいに顎に手をつけ、猫背で煙草をいつも吸っていた。なかなかの観察力。


ソーニャ、すべての体験&時間を、有難う。

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09:03 | 2012年イタリアからクロアチア親子旅 | comments (0) | edit | page top↑
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